2006年 03月 02日
日本選手権
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久しぶりにラグビーの練習に行った。
毎週木曜日、地元の小学校のグランドを借りて練習しているのだが、ここ数年は仕事の都合や体力の低下で少し足が遠のいてきている。よく考えたら今年に入って初めての参加だった。久しぶりにボールを触ったけど、全然手につかないし、ダッシュの繰り返しは長距離走と違ってやっぱりきつい。まぁでもダイエット兼ねてみんなと一緒に走るのは気持ちいいのでもうちょっとマメに顔をだそうと思った。
東京遠征の続き。
新宿中村屋でいい感じの昼食を済ませて、ラグビー日本選手権の決勝戦が行われる秩父宮ラグビー場へ。
最寄りの駅を降りてもやっぱり雨は降り続いていた。
こんな雨の中観戦する人いるんかな、と思っていたが結構大勢の人が会場に向かっている。
この秩父宮、正門を入ったすぐのところにテニスコートがある。いつも試合前の選手達がここでウォーミングアップをするので練習の様子をフェンス越しに目の前で見ることが出来る。今回は雨なのでどうかなと思ったがやっていた。ラッキー。
奥にNEC、手前で東芝府中。両チームとも声がよく出て気合いも十分。よく見ると飲み友達のバツベイもいる。「おーい、頑張れよー」 とは言いません。
しかしバツベイ選手、みんないい体格のトップリーグ選手の中でもそのカラダの大きさはひときわ目立つ。同行のS号曰く「まるで曙みたいですね」。
曙の実物は見たこと無いが、確かに相撲取りのような雰囲気だ。
目の前で行われる一流選手達の練習メニューを見ながら、これもジュニアで使える、あれもエエな、と二人でチェックしていた(ちなみにS号もジュニアのコーチ)が、でも中には何のための動きなのかよくわからないメニューもある。
「こどもに説明するのに、やっぱり何の練習かわからんとあかんな。」と私。
しかしS号は、
「トップリーグの東芝府中がやってた、でエエんとちゃいます?」
「確かにそやな。」
エエ加減なふたりです。
アップが終わって選手達が引き上げたので我々もスタンドへ。
メイン指定が3000円、バックスタンド指定が2500円。あらかじめチケットは確保していたのだが、今回は500円ケチってバックスタンド。バックは屋根が無い。結果論だが雨天を考えてメインスタンドにすればよかった。
使い捨てのカッパを買って席へ行くとコートほぼ中央の前から9列目。
グランドが近くていい感じだ。カッパだけだと膝下が濡れるのでオトコ2人でひとつのビニール傘を膝にかけて雨をしのいだ。アベックやないねんからと思いつつも濡れるのイヤやし、ってたいがい濡れてたけど。
試合は雨のせいもあるのかキックの応酬でちょっと単調な印象。
両チームトライも無く大きな盛り上がりも無く、しかもせっかくグランドに近いのに向こうのメインスタンド側での展開が多くてなかなかこちらサイドにこない。
まあそんなこんなでも後半の終盤には同点のまま一進一退が続き、自ずと見ているこちらの緊張感も高まってくる。最後の最後はゴール前でかなり激しい攻防があってそれはそれでハラハラしながら見てたけど、これまた運悪く向こうサイドでしかもフォワード戦なのでどうなっているのかわかりにくい。結局、最後は攻める東芝、必死のディフェンスのNEC、どちらも譲らず同点でノーサイド。両者優勝となった。
帰ってから録画していたビデオをみたら、激しいせめぎ合いが目の前で見えてるしアナウンサーの実況ぶりも手伝ってグランドで見るよりおもしろいやん。今回に関しては、雨の中での現場よりも家の中でビール片手のテレビ観戦の方がよかったようだ。
それに我々の席のすぐ隣に、一人で見に来ているおっさんが東芝びいきのようで、やたら大きな声で叱咤激励している。なんだかわけのわからんかけ声なども多くて「うるさいなー」と思っていたが、このおっさん、途中、審判に向かって「もっとアドバンテージを見ろ」だの「タッチキックもっと飛んでるだろ」だのヤジを飛ばしだした。
私は「お前審判に向かってなぁ、オラ、ラグビーっちゅうのはなぁ、そんなスポーツと違うんじゃワレ」 と言えるはずもなく「あーうるさいうるさい」と思いつつ試合を見ている内に、ふと気付いたら自分の中でNECを応援していた。
個人的にはトップリーグのなかでは「特にここ」というひいきのチームはなく、試合を観に行ってもチームの応援というよりどちらかと言うとお互いのプレーの激しさやうまさを楽しみにしているところがある。だた今日は飲み友達のバツベイがいるのもあって(もうエエって?)、どちらかといえばNECより東芝府中を応援していたのだが、このおっさんのせいで知らず知らずのうちに心の中でNECの応援に回っていた。帰り道、S号も同じことを言っていた。
やっぱりスポーツは、特にラグビーで審判をヤジるなんてもってのほかだ。あと、相手チームのペナルティキックの失敗をよろこぶ女性ファンもいてそれもちょっとイヤな気分にさせられた。
毎週木曜日、地元の小学校のグランドを借りて練習しているのだが、ここ数年は仕事の都合や体力の低下で少し足が遠のいてきている。よく考えたら今年に入って初めての参加だった。久しぶりにボールを触ったけど、全然手につかないし、ダッシュの繰り返しは長距離走と違ってやっぱりきつい。まぁでもダイエット兼ねてみんなと一緒に走るのは気持ちいいのでもうちょっとマメに顔をだそうと思った。
東京遠征の続き。
新宿中村屋でいい感じの昼食を済ませて、ラグビー日本選手権の決勝戦が行われる秩父宮ラグビー場へ。
最寄りの駅を降りてもやっぱり雨は降り続いていた。
こんな雨の中観戦する人いるんかな、と思っていたが結構大勢の人が会場に向かっている。
この秩父宮、正門を入ったすぐのところにテニスコートがある。いつも試合前の選手達がここでウォーミングアップをするので練習の様子をフェンス越しに目の前で見ることが出来る。今回は雨なのでどうかなと思ったがやっていた。ラッキー。
奥にNEC、手前で東芝府中。両チームとも声がよく出て気合いも十分。よく見ると飲み友達のバツベイもいる。「おーい、頑張れよー」 とは言いません。
しかしバツベイ選手、みんないい体格のトップリーグ選手の中でもそのカラダの大きさはひときわ目立つ。同行のS号曰く「まるで曙みたいですね」。
曙の実物は見たこと無いが、確かに相撲取りのような雰囲気だ。
目の前で行われる一流選手達の練習メニューを見ながら、これもジュニアで使える、あれもエエな、と二人でチェックしていた(ちなみにS号もジュニアのコーチ)が、でも中には何のための動きなのかよくわからないメニューもある。
「こどもに説明するのに、やっぱり何の練習かわからんとあかんな。」と私。
しかしS号は、
「トップリーグの東芝府中がやってた、でエエんとちゃいます?」
「確かにそやな。」
エエ加減なふたりです。
アップが終わって選手達が引き上げたので我々もスタンドへ。
メイン指定が3000円、バックスタンド指定が2500円。あらかじめチケットは確保していたのだが、今回は500円ケチってバックスタンド。バックは屋根が無い。結果論だが雨天を考えてメインスタンドにすればよかった。
使い捨てのカッパを買って席へ行くとコートほぼ中央の前から9列目。
グランドが近くていい感じだ。カッパだけだと膝下が濡れるのでオトコ2人でひとつのビニール傘を膝にかけて雨をしのいだ。アベックやないねんからと思いつつも濡れるのイヤやし、ってたいがい濡れてたけど。
試合は雨のせいもあるのかキックの応酬でちょっと単調な印象。
両チームトライも無く大きな盛り上がりも無く、しかもせっかくグランドに近いのに向こうのメインスタンド側での展開が多くてなかなかこちらサイドにこない。
まあそんなこんなでも後半の終盤には同点のまま一進一退が続き、自ずと見ているこちらの緊張感も高まってくる。最後の最後はゴール前でかなり激しい攻防があってそれはそれでハラハラしながら見てたけど、これまた運悪く向こうサイドでしかもフォワード戦なのでどうなっているのかわかりにくい。結局、最後は攻める東芝、必死のディフェンスのNEC、どちらも譲らず同点でノーサイド。両者優勝となった。
帰ってから録画していたビデオをみたら、激しいせめぎ合いが目の前で見えてるしアナウンサーの実況ぶりも手伝ってグランドで見るよりおもしろいやん。今回に関しては、雨の中での現場よりも家の中でビール片手のテレビ観戦の方がよかったようだ。
それに我々の席のすぐ隣に、一人で見に来ているおっさんが東芝びいきのようで、やたら大きな声で叱咤激励している。なんだかわけのわからんかけ声なども多くて「うるさいなー」と思っていたが、このおっさん、途中、審判に向かって「もっとアドバンテージを見ろ」だの「タッチキックもっと飛んでるだろ」だのヤジを飛ばしだした。
私は「お前審判に向かってなぁ、オラ、ラグビーっちゅうのはなぁ、そんなスポーツと違うんじゃワレ」 と言えるはずもなく「あーうるさいうるさい」と思いつつ試合を見ている内に、ふと気付いたら自分の中でNECを応援していた。
個人的にはトップリーグのなかでは「特にここ」というひいきのチームはなく、試合を観に行ってもチームの応援というよりどちらかと言うとお互いのプレーの激しさやうまさを楽しみにしているところがある。だた今日は飲み友達のバツベイがいるのもあって(もうエエって?)、どちらかといえばNECより東芝府中を応援していたのだが、このおっさんのせいで知らず知らずのうちに心の中でNECの応援に回っていた。帰り道、S号も同じことを言っていた。
やっぱりスポーツは、特にラグビーで審判をヤジるなんてもってのほかだ。あと、相手チームのペナルティキックの失敗をよろこぶ女性ファンもいてそれもちょっとイヤな気分にさせられた。
by ozin05
| 2006-03-02 23:24
| 日記