2007年 12月 02日
龍神を走る
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晴天の日曜日、龍神温泉・木の郷(さと)マラソン大会に参加した。(チラシ・pdf)
言い訳がましくこのブログで何度も書いていた腰痛が、結局治りきらないままの強行出場。一体どうなることかと思いつつ、練習もしてないし当然タイムどうこうなどとは言ってられないし、とりあえず無事完走することを目指した。
天候は晴天で最高。スタートして前半は腰は全く何の影響もない。但しこのコース、龍神の宿泊施設「季楽里龍神」から護摩壇山に向かってどんどん登って折り返してくるコースで、往路は、それこそもう勘弁してくれ、というような厳しい上り坂が続く。練習不足もあってスタート当初から、平坦な道でもしんどかったのに、急勾配の坂では、何度もやめたくなっていた。
昨年の口熊野で、30代の区切りの年に目指していた、ハーフマラソンの目標タイムはなんとか達成することができた(詳細…長い)。でも、自分にとってタイムを追いかけるのは正直かなりしんどくて、で、今年は、新たに目先を変えてフルの完走を目指そうか、などと思ったり。でもよほどしっかり練習しないと足を壊しそうだし、などと口熊野のエントリーをどうするか、ここんところ悩んでいる。
が、今回の龍神を走りながら、「なんでこんなしんどいことをしているんやろ」、「フルなんて絶対にやってられん。口熊野もハーフか10キロぐらいでも十分や」、「しかし、大会そのものへも別に無理に出ることもないんちゃうの。そう考えたらいったい俺は何のために大会に出ているんやろ」、などと、どんどんどんどん気持ちが弱気なほうへ弱気なほうへ向かっていた。それぐらいにしんどい前半。
ただ、前半最後の折り返し直前の長い長い坂道は、意外と身体も軽くやっと身体がなじんできたかな、と思えるぐらいにそこそこいい感じで登りきった。
が、折り返してからの後半、急にじわーとにぶーい痛みが腰に広がって、お尻から太股にかけて全然力が入らない。
せっかくの下りなのに、全然スピードが上がらなくて、かつて経験したことがあるが、下りがのぼりのように感じる、というのに近いぐらいに、足が動かない。
結局、途中、腰を伸ばすのに2回ほど立ち止まってしまって、ラスト3キロぐらいは、まさにジョギング状態で大きくタイムをロス。
終わってみれば、昨年のタイムから10分以上遅れてのゴール。まぁ完走できてよかったけど、呼吸は全然しんどくないのだが、動かない足を運ぶこのつらさ。
思うに、体調を本番にあわせて万全にもってくるところからレースは始まっているし、やっぱり練習をきちんと積み重ねていかないと、結果はもちろんレースを楽しむこともなにもできない。
あと、「タイムを求めず取り敢えず完走」といういわば守りの気持ちと、「何分で走る、そのためのこの1キロを何分、残り5キロをどれだけで」などと気持ちが攻めているのとでは、全然疲れ方が違うし、身体の調子が悪いと気持ちもどんどん弱くなる、というのを痛感した。
それでも、とにかくどれだけしんどかっても、取り敢えず前に進めば、そのうちゴールには辿り着くというのも、今回は今取り組んでいる仕事と重ね合わせて思ったりして、なんやかんやと考えるところの多いレースだった。
そういや、「何のために口熊野に出ているのか」というのは、「走るのが好きだから」だとカッコもいいんだろうけど、「話のネタづくりやな、あと応援も多いし」、みたいなそんな結論を出しながら、自分で「なんじゃそりゃ、そんなんじゃ続かんわな」と、ひとりでつっこみながら苦しみを紛らしていた。バカです。
龍神地方、天気は良かったが、さすがに標高が高いせいか空気がひんやりし、紅葉がとてもキレイで、そんなところにすぐに目が行くのは、やっぱり年齢のせいかな。私の写真じゃ全然伝わらない・・・。
言い訳がましくこのブログで何度も書いていた腰痛が、結局治りきらないままの強行出場。一体どうなることかと思いつつ、練習もしてないし当然タイムどうこうなどとは言ってられないし、とりあえず無事完走することを目指した。
天候は晴天で最高。スタートして前半は腰は全く何の影響もない。但しこのコース、龍神の宿泊施設「季楽里龍神」から護摩壇山に向かってどんどん登って折り返してくるコースで、往路は、それこそもう勘弁してくれ、というような厳しい上り坂が続く。練習不足もあってスタート当初から、平坦な道でもしんどかったのに、急勾配の坂では、何度もやめたくなっていた。
昨年の口熊野で、30代の区切りの年に目指していた、ハーフマラソンの目標タイムはなんとか達成することができた(詳細…長い)。でも、自分にとってタイムを追いかけるのは正直かなりしんどくて、で、今年は、新たに目先を変えてフルの完走を目指そうか、などと思ったり。でもよほどしっかり練習しないと足を壊しそうだし、などと口熊野のエントリーをどうするか、ここんところ悩んでいる。
が、今回の龍神を走りながら、「なんでこんなしんどいことをしているんやろ」、「フルなんて絶対にやってられん。口熊野もハーフか10キロぐらいでも十分や」、「しかし、大会そのものへも別に無理に出ることもないんちゃうの。そう考えたらいったい俺は何のために大会に出ているんやろ」、などと、どんどんどんどん気持ちが弱気なほうへ弱気なほうへ向かっていた。それぐらいにしんどい前半。
ただ、前半最後の折り返し直前の長い長い坂道は、意外と身体も軽くやっと身体がなじんできたかな、と思えるぐらいにそこそこいい感じで登りきった。
が、折り返してからの後半、急にじわーとにぶーい痛みが腰に広がって、お尻から太股にかけて全然力が入らない。
せっかくの下りなのに、全然スピードが上がらなくて、かつて経験したことがあるが、下りがのぼりのように感じる、というのに近いぐらいに、足が動かない。
結局、途中、腰を伸ばすのに2回ほど立ち止まってしまって、ラスト3キロぐらいは、まさにジョギング状態で大きくタイムをロス。
終わってみれば、昨年のタイムから10分以上遅れてのゴール。まぁ完走できてよかったけど、呼吸は全然しんどくないのだが、動かない足を運ぶこのつらさ。
思うに、体調を本番にあわせて万全にもってくるところからレースは始まっているし、やっぱり練習をきちんと積み重ねていかないと、結果はもちろんレースを楽しむこともなにもできない。
あと、「タイムを求めず取り敢えず完走」といういわば守りの気持ちと、「何分で走る、そのためのこの1キロを何分、残り5キロをどれだけで」などと気持ちが攻めているのとでは、全然疲れ方が違うし、身体の調子が悪いと気持ちもどんどん弱くなる、というのを痛感した。
それでも、とにかくどれだけしんどかっても、取り敢えず前に進めば、そのうちゴールには辿り着くというのも、今回は今取り組んでいる仕事と重ね合わせて思ったりして、なんやかんやと考えるところの多いレースだった。
そういや、「何のために口熊野に出ているのか」というのは、「走るのが好きだから」だとカッコもいいんだろうけど、「話のネタづくりやな、あと応援も多いし」、みたいなそんな結論を出しながら、自分で「なんじゃそりゃ、そんなんじゃ続かんわな」と、ひとりでつっこみながら苦しみを紛らしていた。バカです。
龍神地方、天気は良かったが、さすがに標高が高いせいか空気がひんやりし、紅葉がとてもキレイで、そんなところにすぐに目が行くのは、やっぱり年齢のせいかな。
by ozin05
| 2007-12-02 22:52
| 日記